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薬膳カフェ日月特製!ワンコ薬膳スープのレシピ

「緊急事態宣言」発令を受け、先の見えない混沌とした日々ですね。

私たちの緊張や非日常の行動をからだで感じ、

犬たちもからだが固まっているケースが多く見受けられます。

いつもより一緒に愛犬と過ごせる時間が多い今、

今夜は飼い主さんと愛犬、おそろいのスープにしませんか?

ワンコ分は先に取り、最後に塩味やカレー味などを付ければ、

わたしたちも充分満たされるスープになっています。

今月4日からの販売開始でまだ日が浅いですが、

すでに多くのワンコたちに気に入ってもらえ、冷凍をお持ち帰り頂ける人気商品に!

薬膳カフェならではの食材の陰陽バランスも整い、

そしてタンパク質・炭水化物・脂質のバランスもバッチリの

こだわりのワンコスープです。

おいしいもので繋がって、愛犬も飼い主さんも元気にお過ごし頂けるように。

お互い寄り添って安心して暮らせることが、一番の免疫力UP!です。

 

わんこ薬膳スープ

材料(たっぷりめの4犬分)

  • ささみ(中サイズ)    4本
  • キャベツ        約50g
  • チンゲン菜    約30g
  • お好みの野菜 約60g
    ( 当店はブロッコリー、アスパラガス、パプリカ、カリフラワーを使用)
  • ごま油   小さじ2
  • 水        500ml

作り方

1.キャベツ、チンゲン菜、その他の野菜を細かく切ります
※ヒトに比べ腸の長さが短い犬の特徴に合わせて、当店では野菜はすべてみじん切りにしています

2.ごま油を入れ、油が全体に行き渡るように1.の野菜を軽く炒めます

3.一旦野菜を取り出し、水500mlを入れて沸騰させます

4.沸騰したらささみを入れ、蓋をして弱火でアクをとりながら煮ます

5.ささみが煮えたら、3.で取り出した野菜を戻し入れ、再び蓋をして弱火で煮ます

6.野菜が指でつぶれるくらいの柔からになったら完成です!

 【1食分 98kcal】

 

三大栄養素のゴールデンバランスは「3:1:1」!

三大栄養素であるタンパク質・炭水化物・脂質。

理想の配合バランスは

タンパク質:炭水化物:脂質=3:1:1

ワンコ薬膳スープもこのゴールデン配合バランスに則って分量を決めました。

みじん切りにした野菜をゴマ油で炒めることで、脂質を美味しく効率よく摂れます!

ゴマ油はn-6(オメガ6)系脂肪酸とn-9(オメガ9)系脂肪酸を

同等量含む、優秀な油です。

n-6【オメガ6】
人の体内でつくることができない、必須脂肪酸のひとつ。
血中のコレステロール濃度を下げると言われています。
植物由来の油では、コーン油、大豆油など、身近な油の主成分でもあります。

n-9【オメガ9】
油から取り入れるほか、体内でも合成されます。
血中の善玉コレステロールはそのままで、
悪玉コレステロール濃度を下げると言われています。
代表的な油にオリーブオイルがあります。
近年はオレイン酸が多く含まれるよう原料が品種改良されたべに花油や、
なたね油が流通しています。

脂肪酸はヒトにも犬にも効能が高く、

特に脳や網膜を活性化させる働きがあります。

からだの機能を活性化させ代謝を促進、健康に保つ効果があるとされています。

 

スープの薬膳的テーマは「元気を補う」

タンパク源でもある鶏肉は
■元気を補う
■お腹を温める
■骨髄に栄養を補填する

その他、内臓を温めて消化不良や食欲不振を改善するパプリカ、

虚弱体質や老化が気になる人にお勧めの代表食材であるブロッコリーなど、

元気を補う薬膳的配合にしました。

旬の野菜として入れた青梗菜で血流促進させ、さらに元気を補います。
■血液の循環をよくする
■うっ血や血管の膨張の緩和
■慢性の皮膚病の緩和

体内の余計な熱を冷ますアスパラガスとキャベツを加えることで、

「温」と「涼」、陰陽バランスを取っています。

メインである「温」の効果をより高めるために、
敢えて反対の性質「涼」の食材を加えると、
「温」の効果がよりからだに長く残り効果的である

薬膳ならではの配合です。

 

食材の五性と性味

鶏肉

元気を補う 補精添随

性質

五性→温  性味→甘

キャベツ

胃機能を整える 理気(気を巡らせる)

性質

五性→平  性味→甘

ブロッコリー

虚弱改善 老化が気になる時に

性質

五性→平  性味→甘

パプリカ

消化不良や食欲不振を改善

性質

五性→温  性味→辛

アスパラガス

利尿作用 口渇を改善し、咳を和らげる

性質

五性→微涼  性味→甘/苦

青梗菜

血行促進 うっ血や血管の膨張の緩和

性質

五性→涼  性味→甘/苦

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