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春の旬食材! タケノコ+キャベツ+アサリを使って 簡単薬膳を楽しみませんか?

花水木満開、春爛漫の近頃、料理番組で

「旬のタケノコを使ったお料理をご紹介します」

というものをよく見かけますね。

「まずはタケノコの皮をむきます」

・・・となるですが、正直、その手間は面倒な時も。

慌ただしい毎日だけど、旬なものを食べたい!

せっかくなら美味しく食べたい!バランス良く食べたい!

そんな時にお勧めの、すぐ出来る脱力薬膳レシピです。

タケノコ・アサリ+酢の相性は薬膳的に最高です!

タケノコ水煮に付いている白いアレ、正体をご存知ですか?

「チロシン」とい不溶性のアミノ酸で、茹でると溶け出します。

冷めて固まると白い粉や粒となり、たけのこの表面に残るのです。

もちろん食べても影響はありませんので、安心して召し上がれます。

ただ、アミノ酸だけに酸味を感じる方も少なくありません。

それなら!酸っぱくしてしまえば美味しく食べられる…という経緯でピクルスにしました。

酢は薬膳的には「温性おんせい)」。

からだを温め、穏やかに「気」と「血」を巡らせて疲れを取り、体を元気にしていきます。

タケノコやアサリは「寒性(かんせい)」。

体の熱を冷まし、熱毒を解いたり消炎の効果があります。

「温性」の酢と合わせて調理することで、バランスよく美味しい一品に!

「食材の組み合わせ」が薬膳料理の醍醐味

薬膳料理の面白さは、この組み合わせにあります。

性質が逆のものを合わせると、からだにいいことはもちろんですが、美味しくなる!

おしるこの仕上げに塩をひとつまみ」と同じ原理です。

あえて反対のものを隠し味で入れると、本来の甘さがグッと引き立ちます。

寒性のタケノコとアサリの味付けに「温性」の酢を使うことで、まろやかな味わいに。

いつもの酢のものほど角が立ちません。旬のキャベツは「平性(へいせい)」。

からだを温めたり冷ましたりする作用がなく、偏りが非常に少ないです。

それでいて滋養強壮に効果的なため、

病中病後の食事やお子さんに用いてもよいと考えられる食べ物です

味や食感は?

調理は簡単な「脱力薬膳」ですが、効能は「しっかり」、味は「最高」!

当院併設の薬膳カフェ日月での試食会では

・水煮のタケノコなのにシャキシャキしている

・アサリの味がタケノコにしみてて美味しい

・キャベツもクタクタではなく、シャキシャキで甘味があった

・汁もアサリの味があり臭みがなく飲める

・見た目も春らしく食欲をそそる

・お酒のつまみにもよい

・さっぱりしてるので食欲ないときにでも食べられそう

・あまり時間をかけなくても味がしっかりしみている

と好評でした。

是非お試し下さい!

材料・作り方

・タケノコ水煮 100g

・アサリむき身 50g ※今回は簡単に缶詰を使用しました 汁は軽く切ります

・春キャベツ  25g

・酢(ピクルス酢 かんたん酢など) 150~200cc ※水などで酢を割る場合は出来上がり量を150~200ccに

①タケノコ水煮とキャベツは大きめの乱切りに。大きめに切ると味がしみこみ美味しく出来ます。

②アサリむき身と①を合わせ、酢に漬け置きして完成。 漬け置き時間は酢によって加減してください。

※ローリエを一緒に入れて漬けると爽やかになります!

調理のポイント

①ピクルスはシャキシャキ感が大切。

タケノコ水煮→下方部分、

キャベツ→張りがある部分

を使うとより美味しく仕上がります。

②漬け置き時間は使用する酢に準じて。

今回使用した酢はこちら

酢と水を1:1で混ぜ、5〜6時間の漬け置きで完成でした。

今回はアサリ剥き身缶詰の残った汁も合わせて使い、酢と割りました。

この酢は当院併設の薬膳カフェ日月で提供しているピクルスにも使用しています。

酸っぱさと甘さのバランスが絶妙です。

③キャベツから水分が出るので、3日以内で食べられる量で作りました。

試食会の感想にもありましたが、キャベツの甘さとアサリの出汁が出て、汁も飲めます。

④ジップロックのような袋に入れて作ると、寝かせて漬けられまんべんなく早く漬けられます。

食材の五性と性味

・タケノコ

清熱や通便に 五性→寒   性味→甘

・アサリ

清熱や補血に 五性→寒   性味→甘/鹹

・キャベツ

健胃や強筋骨に 五性→平  性味→甘

・酢

解毒や活血、体力回復に 五性→温  性味→酸/苦

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