お知らせ

2022.02.23(祝水)~03.15(火)限定 薬膳スープ・ポタージュのご案内

二十四節季「雨水(うすい)」も過ぎ、
少しずつ春の訪れを感じられる日も。
来週からは早いもので3月に入ります。

中医学・薬膳学では、
3月を寒い「陰」から暖かい「陽」へと移行する
大きな変わり目と捉えます。
春の暖かさを「陽春の候」と表現するのも
その一つなのかもしれません。
からだに良いものも悪いものもすべてため込む冬の季節から、
解毒と代謝をする春の季節に変わる時期です。

春の臓は「肝」。
「肝」が活発に動き始め負担がかかると、
「肝」の特徴である「怒り」が出やすくなります。
ちょっとしたことで、カチン!ときたりイライラしたり。
「時期だから仕方ない」と放置できないほど、
心を抑制できないのが、冬から春への変わり目なのです。

今回のスープ・ポタージュは
春のからだへ衣替え
をテーマに、献立しました。

・冬に鈍った胃腸の動きを、
春の活動期にあわせ元気にする新じゃがのポタージュ

・豊富なたんぱく質と気力・体力を補えるエビとニラのスープ

肝臓にはたんぱく質を代謝する機能がありますが、
その肝臓自体の栄養(肝血かんけつ)となるのもまた、
たんぱく質です。

今回のスープで使ったている「エビ」は
必須アミノ酸を多く含む優秀なタンパク質食材の一つ。
肝血を養い、心身のバランスを取って
春のからだへバージョンアップ!
草木は枯れ、動物は冬眠し、 身体を休ませる
「閉蔵」の冬から軽やかに抜けていきましょう。

 

◇新じゃがのポタージュ

冬に活動が鈍った胃腸の動きを、
春の活動期にあわせ元気にするポタージュです

目でも春を感じられる菜の花を上にあしらえました。
その苦味で胃腸を刺激して活性化する菜の花と、
気を補って春の不安定な心身を元気にする新ジャガ。
早春の養生にピッタリのポタージュです。

じゃがいもの薬膳的効能
気の虚弱による
■息切れ 強い疲労感 動くとすぐ疲れる
■腹の張り むくみ 食欲不振
■めまい

「気」が不足することによる不調を補うじゃがいも。
栄養学的にも様々な効能を持つ野菜の一つですが、
今回注目したいのは、カリウムを豊富に含んでいること。
カリウムは、ナトリウムを排出する作用があり、
日頃からむくみがちな方や血圧高めの方にも良いとされています。
胃腸のはたらきを促し、体内に溜まった水分を排出します。

☆じゃがいも→甘/平

 

菜の花の薬膳的効能
■風邪予防
■美肌効果
■ストレス解消
■疲労回復
■貧血予防

菜の花は鉄分が豊富で、特有の苦味を持った野菜です。
古くから民間療法の薬としても使われてきました。
茎の部分は血液の循環をよくするものとされ、
蕾の部分の独特の辛味は
体内の毒素を出し、滞っているものを発散させて
気血を巡らせます。

☆菜の花→辛/温

 

◇エビとニラのスープ

豊富なたんぱく質と気力・体力を補えるスープです

高タンパク質な食材・エビと卵、疲労回復に効果的なニラは
血を増やして巡りを良くするゴールデントリオ。
大きめなエビはプリっとした歯ごたえが楽しめます!
目にもおいしい彩りで、うまみもたっぷりです。

 

エビの薬膳的効能
■体力・気力の増強
■足腰のだるさや冷えの緩和
■めまいやふらつきの改善

エビは良質なタンパク質が多く含まれる食材です。
薬膳学・栄養学共にからだを温め、体力増強できる食材です。
薬膳学的には
体を温めてスタミナをつける強壮効果が高く、
体力、気力をアップさせます。
めまいやふらつき、手足の震えなどの症状改善にも。
栄養学的には
高たんぱく質で低脂肪、
コレステロールの吸収を抑えて排泄するタウリンが含まれています。

★エビ→甘/温

 

ニラの薬膳的効能
■血流の滞りによる腹の張り、胸のつかえの改善に
■解毒作用
■眼の疲れの回復
■冷え性の改善

旬の春にはニラの解毒作用などの効能や栄養価が高くなります。
疲労回復や食欲増進にとても効果的です。
栄養学的には非常に多く含まれるカロテンの他、
ビタミンCやカリウム・カルシウムなどの
ミネラルがバランスよく摂取できます。
ニラの独特の強い香りは 、にんにくや葱にも含まれる
アリシンという香り成分です。
アリシンは殺菌・解毒作用の他、
疲労回復に効果のあるビタミンBの吸収を促進させます。

★ニラー→辛/温

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