ちくわぶログ

あさりとしめじと卵のスープレシピ【作り方動画付】

夏日を観測する日もあるこの時季は、
暑さを感じて、
体内にイライラ、ネチネチ、悶々とする
湿熱しつねつ」からの悩みが出やすい時。

・夕食後の甘いものやスナック菓子をついつい食べてしまう
・テレビやSNSを見ながらのお酒やうたた寝が欠かせない

という方は要注意!

湿熱しつねつ」を増やさないためにも

・お風呂でリラックス
・寝る前のブルーライトは極力避ける
・ソファーで仮眠を取らず、布団でしっかり休む

ことがこの時季のポイントです。

暑さにまだ慣れないからだを整える
【あさりとしめじと卵のスープ】
で食養生しながら、疲労回復していきましょう!
「湿熱」を外へ逃がすことで、炎症を抑えて
胃腸のはたらきも整います。

 

【あさりとしめじと卵のスープ】

暑さに慣れない、からだの疲れを取るスープです

潮の香りがふわっと体に沁み込む、
旬のあさりをたっぷり使ったスープです。
血を養うしめじと卵を一緒に使うことで、
からだを冷ます性質を持つあさりの効果が
さらに引き立ち、からだに長く多く作用します。

【脱力薬膳】あさりとしめじと卵のスープ

材料(3~4人分)

  • あさり(殻付き) 200g
  • しめじ 50g
  • 卵 3個
  • 鶏がらスープ 1000cc
  • 酒 大さじ2
  • 薄口しょうゆ 大さじ1
  • 塩 小さじ1/2
  • 万能ねぎ(小口切り) 適宜

作り方

1.あさりは砂抜きします
しめじは石突を取ってほぐし、
卵は溶きほぐしておきます

2.鍋に鶏がらスープを入れ火にかけます
沸騰したらあさり、しめじ、酒を加えてひと混ぜして、
薄口しょうゆと塩で味を調えます

3.アクガ出ていれば取り、
溶いた卵を穴杓子を使って流しいれ、
卵がふわっとまとまってきたら火を止めます

4.器に盛り、万能ねぎを散らして完成です!

 

 

洋の東西問わず、あさりの効能は同じ!

なるべく手軽に薬膳料理を!をテーマの脱力薬膳。
あさりは、むき身でもおいしいスープができるのか…。
試作の際に殻付きとむき身、両方で作ってみました。

結論は、殻付きの方が断然美味しい!
その味わいは貝類、特にアサリに多く含まれている
旨味成分物質、コハク酸。
このコハク酸は
「半日ほど常温で置く」ことでグッと量が増すそうです。
コハク酸は生物が呼吸する際に体内で必ず作られ、
消費される物質。
アサリは呼吸がうまくできない、
生き苦しいようなストレスによって、
命を維持するために、より多くのコハク酸を作り出します。
これにより、あさりの旨味が増して
より美味しく食べられるとのこと。

コハク酸は旨味だけでなく、
体内において、【クエン酸回路】と呼ばれる
エネルギー代謝の仕組みに深くかかわってきます。
すなわち、細胞分裂や血流、新陳代謝などの面において
優れた力が期待できるとされ、
冷え性・高血圧・動脈硬化予防の効果も知られています。

薬膳的効能からみても、あさりは

・血を補う(補血)
・精神不安や情緒不安を楽にする(安神あんじん)
・身体の余分な熱を冷ます(清熱)


などの作用を持ち、代謝を促すことで
かっかしている身体と心を鎮める食材として重宝されます。

一つの食材(今回は【あさり】)を異なる見地から分析した時に、
同じような効能に行き着くことは多いです。
食養生による健康促進は、どの分野でも同じ大きなテーマの一つ。
広い見地で、様々な食養生をしながら
健康に過ごしたいものです。

 

食材の五性と性味

あさり

黄色い痰やしつこい咳の改善に 体内にこもった熱を取り除く

性質

五性→寒  性味→甘・酸

しめじ

・血を補う ・胃痛やげっぷの改善に

性質

五性→平(微涼)  性味→甘

鶏卵

・のどの渇きや声枯れに  ・体力の回復

性質

五性→平  性味→甘

-ちくわぶログ

Copyright© 薬膳カフェ日月(ひげつ) , 2021 All Rights Reserved.