お知らせ

2021.0505~05.25のスープ・ポタージュメニュー

5月5日は立夏りっか
爽やかな風が木々の間を渡り、新録が美しく映る季節です。
春に別れを告げ、夏の始まりです。

梅雨前の束の間、気持ちの良い時季ですが、
この時季の特徴は陽気が盛んになることで
精神面が不安定な人は
自律神経のコントロールができなくなり、
イライラ・のぼせ・頭痛などの症状が見られます。

急に気温が上昇する時季、
からだが暑さに対応しきれずに
熱がからだにこもってしまうことで心身のバランスが
取りにくくなることも多いです。

今回のスープ・ポタージュは
「暑さに慣れないからだを元気に!」
をテーマに、献立しました。

体内にこもった熱や水分をスッキリさせる
アスパラガスのポタージュ

・暑さに慣れないからだの疲れを取る
あさりとしめじと卵のスープ

今年もコロナ禍のゴールデンウィーク、
思うように羽を伸ばせないもどかしい日々が続きますが、
「今」の瞬間に意識を向けて楽しむこと、
心身を外に向けて開放出来るようゆったりと過ごせると
この時季盛んになる陽気を上手に使えます。

立夏のスープ・ポタージュが
心とからだのリフレッシュに一役買えると嬉しいです。

 

◇アスパラガスのポタージュ

体内にこもった熱や水分をスッキリさせるポタージュです

アスパラガスの濃い味わいが楽しめます
仕上げに粉チーズをたっぷりあしらえ、
よりこくのある味わいに仕立てました

アスパラガスの薬膳的効能
■口内の渇きの改善
■むくみを取る
■咳・喉の痛みの緩和

アスパラガスは
清熱滋養せいねつじよう
体内の余分な熱をさまし炎症を抑え、かつ身体の栄養となる
という意味があります。
カロチン、ビタミン類、食物繊維を豊富に含み、
栄養価に優れたアスパラガス。
アスパラギン酸が疲労のもととなる物質を分解し、
エネルギー代謝もサポートします。
日頃から疲れが気になる人やスポーツをする人におすすめです。

☆アスパラガス→甘/涼

 

◇あさりとしめじと卵のスープ

暑さに慣れないからだの疲れを取るスープです

潮の香りがふわっと体に沁み込む、
旬のあさりをたっぷり使ったスープです。
血を養うしめじと卵を一緒に使うことで、
からだを冷ます性質を持つあさりの効果が
さらに引き立ち、からだに長く多く作用します。

あさりの薬膳的効能
■体内にこもった熱を冷ます
■黄痰やねばねばした痰、しつこい咳に
■冷たいものをやたらと欲する時の熱冷ましに

あさりの貝殻にはミネラルが豊富に含まれることは
広く知られていますが、
漢方薬でも「蛤利粉(ごうりふん)」という名で
使われています。

あさりのタウリンが肝臓の機能を高め、
薬膳的性質から余分な熱や水運を排出するので、
疲労回復にとても良い食材です。

★あさり→甘・酸/寒

 

しめじの薬膳的効能
■「血」を補う
■胃痛やげっぷの改善に

「血」を補う性質から、
肌や髪にうるおいとツヤを与え、
気持ちを安定させる作用に優れています。

栄養学から見ても、
ノンレム睡眠を長くするといわれる「オルニチン」の含有率が
とても高いです。
睡眠を妨げるストレスが軽減、
睡眠に関わるホルモンの分泌を促進していると考えられている
「オルチニン」。

不眠時はもちろん、
気分がひどく落ち込んでいる時や
生理前の気持ちが不安定になりやすい時期に
しめじを使ったメニューを増やすと良いでしょう。

★しめじ→甘/平(微涼)

 

卵の薬膳的効能
■のどの渇き、声枯れに
■体力の回復

特に卵黄には不足している体液や血液を補い、
体を潤す効果があります。
病気の方や虚弱体質の方に元気を与えるので、
妊婦や赤ちゃんにもおすすめです。

特に春の卵は生命力が強いと考えられ、
からだを潤して空咳を鎮めたり、
血を養うので、不眠やめまい、不安感に効果的です。

『完全栄養食品』といわれるように
質のいいたんぱく質も多く、
卵の鉄分は吸収が高いので、貧血予防にも良い食材です。

コレステロールを気にして控えている方も、
卵にはコレステロールを下げる働きのある
レシチンも含まれているので
神経質になり過ぎず、バランス良く摂取できるといいですね。

★鶏卵→甘/平

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