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エビとニラのスープ レシピ(作り方動画つき)

日照時間は春分に向かって少しずつのびていきます。
気持ちも少しずつ内向きから外向きに移り変わっていく時季です。
中医学では、春分以降秋分までは行動力のある「陽」、
逆に春分まではコツコツと自分磨きをする「陰」と捉えます。
この「陰」「陽」の要素が良い方向で現れるとよいのですが、
心身がバテていると、自分の殻に閉じこもってガンコな「陰」、
攻撃的で人のせいにする「陽」となってしまいます。

春に活発に動く「肝」を強化する、
陰と陽の季節の変わり目に必要な栄養素は「タンパク質」。

【エビとニラのスープ】は
高タンパク質な食材・エビと卵と使いました。
疲労回復に効果的なニラを合わせて、
陰陽が切り替わる不安定な時期にぴったりです。

エビ・卵・ニラは血を増やして巡りを良くするゴールデントリオ。
血液循環を良くすることで、春の臓「肝」が元気に。
エビの赤と卵に黄色、ニラの緑。
目にもおいしい彩りで、うまみもたっぷりです。

発想力豊かで行動力のある「陽」は春分の3/20から始まります。
食養生で、最高のスタートダッシュを切りましょう!

 

【エビとニラのスープ】

豊富なたんぱく質と気力・体力を補えるスープです

高タンパク質な食材・エビと卵、
疲労回復に効果的なニラは
血を増やして巡りを良くするゴールデントリオ。
大きめなエビはプリっとした歯ごたえが楽しめます!
目にもおいしい彩りで、うまみもたっぷりです。

【脱力薬膳】エビとニラのスープ

材料(4人分)

  • むきエビ(大)12尾
  • ニラ 1束
  • ショウガ(千切り) 10g
  • 卵黄 2個
  • 鶏ガラスープ 4カップ
  • 片栗粉 大さじ1
  • 酒 大さじ2
  • 塩 小さじ1/2

作り方

1.エビに片栗粉をまぶして1~2分置きます
その後一度洗い流し、塩(分量外)で揉みます
その後水で洗って水気を拭き、半量の酒をふります
※エビに片栗粉をまぶすことで、縮むのを防げます

2.ニラは5㎜幅に切ります

3.鍋に鶏ガラスープとショウガを入れ火にかけます
煮立ったら5分程煮たてます

4.3.にエビと残りの酒を加え、
再び煮立ったら弱火で2分程煮て、塩で味を調えます

5.卵黄を溶いて流し入れ、ふんわり固まってきたら
ニラを加えてひと混ぜして完成です!
※穴杓子を使って卵黄を入れると固まらずにふんわり仕上がります

 

 

春の臓「肝」を元気にすべき理由は?

中医学・薬膳学では春夏秋冬に土用を加えて、
季節を5つに分けます。
各季節に五臓五腑や五官、食材等を区分して健康に気を配ります。

その考えに基づくと春は「肝」が弱くなる時期です。
寒さから体の活動が滞りがちな冬に溜まった毒素。
温かくなり目覚めた体はそれを解毒しようとし、
「肝」に負担がかかりがちになるというのが主な理由です。

弱った「肝」の回復に欠かせないのがたタンパク質。
今回使ったエビなど肉や魚、バターなど
良質の動物蛋白と動物脂肪が役立ちます。

タンパク質と同様、
この季節のからだにいいものは、
苦味やアクのある春野菜。
解毒力を高めてくれます。

食材の五性と性味

エビ

体力・気力の増強  足腰のだるさや冷えの緩和  めまいやふらつきの改善

性質

五性→温  性味→甘

ニラ

・血流の滞りによる腹の張り、胸のつかえの改善に
・解毒作用 ・眼の疲れの回復 ・冷え性の改善

性質

五性→温  性味→辛

ショウガ

悪寒・発熱・頭痛の緩和  肺を温め咳止め  魚介類中毒の解毒

性質

五性→微温  性味→辛

卵黄

・不足している体液や血液を補い、体を潤す
・発熱後の精神不安、不眠、咳、のどの乾き、声がれ

性質

五性→平  性味→甘

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