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【エビとトウモロコシのスープ】レシピ(作り方動画付き)

8/7から二十四節気では「立秋りっしゅう」に入りました。

秋の始まりです。

まだまだ夏真っ盛りですが、

少しずつ日照時間も短くなり、

わずかながらも盛夏を過ぎた気配が近づいてきています。

次に来る季節に備えたいところですが、

真夏日が続くと、ついついエアコンで室内を冷まし、

冷たいもので喉を潤すことが多くなりますね。

夏バテの原因のひとつになるのが、体内と外の環境の温度差。

冷気などで体表が冷えると、

からだを正常に働かせる体温に戻すのに

多くのエネルギーを使います。

ただでさえ暑さに対処するのに、

必要なエネルギーを余分に使ってしまうのです。

体内の余分な熱が排出しきれずにいると、むくみも気になります。

今回の【エビとトウモロコシのスープ】は

代謝不良によるむくみをスッキリ!

スタミナアップ・水分代謝を促すエビに、

すぐれた利尿作用をもつトウモロコシを合わせることで、

からだにたまった余分な熱や水分を排出します。

味のアクセントに

消化・血行促進、利尿などに効果があり、

健胃整腸などの目的で使用されるフェンネルシード(小茴香しょうういきょう)を入れました。

そのスパイシーな香りは、気の巡りも良くする優れもの。

夏の疲れを飛ばしてくれるおいしさです!

 

【脱力薬膳】エビとトウモロコシのスープ

材料(4人分)

  • 冷凍エビ(中サイズ) 12尾
  • トウモロコシ(粒) 60g
  • セロリの軸 60g
  • セロリの葉 少々
  • 鶏ガラスープ 800cc
  • フェンネルシード 小さじ1
  • 片栗粉 大さじ1
  • 酒 大さじ2(半量ずつ、2回に分けて使います)
  • 塩 小さじ1
  • 味付け用塩 小さじ1/3
  • コショウ 少々

作り方

1.冷凍エビは塩と片栗粉をまぶしてもみこんで、3分ほど置いてから
水洗いします
*この作業により、エビが縮まずプリプリの状態で召し上がれます
水洗い後、一口大に切って酒大さじ1(分量の半量)をふります

2.セロリの軸は薄切り、葉は千切りに
トウモロコシは削いで、実を取ります

3.鍋に鶏ガラスープ、フェンネル、残りの酒を入れて火にかけます
煮立ったら、セロリの軸を加え2~3分煮ます
*セロリが透きとおったらOK

4.3.にトウモロコシとエビを加え2~3分煮て、
塩コショウで味を調えます

5.器に盛り、セロリの葉を散らして完成です!

 

 

洋の東西問わず!茴香ういきょう(フェンネル)の活用法

西洋では、

「食べ過ぎた時におすすめのハーブ」としてお馴染みのフェンネル。

地中海沿岸と南ヨーロッパが原産で、

古代ギリシャ・ローマ時代から薬用植物として利用されています。

胃腸の調子を整えて便秘を解消し、

発汗作用があって体の新陳代謝を活発化させるなど、

効能が多いハーブとして人気があります。

 

東洋では、

4~5世紀ごろに広まった茴香。

漢方では種を胃腸薬として利用してきました。

消化不良や下腹部の痛みなどに効果があるとされています。

その他、利尿・発汗、脂肪燃焼作用があるとされ、

『痩せる草』として珍重されてきた過去もあります。

インド料理店のレジ脇などに、

フェンネルシードを砂糖でコーティングした「ソーンフ」が

置かれていることもありますね。

ソーンフ

 

薬膳学では

・芳香性健胃(胃を調える)
・去痰(痰やむくみなど体内の余計な水分を取る)

として、

漢方学では

・鎮痛薬
・陰寒の小腸疼痛(冷えが原因による腸の痛みや不調)
(『安中散あんちゅうさん』など)

としてよく使われます。

 

食材の五性と性味

エビ

冷えやむくみの改善 だるくて元気が出ない時のエナジーチャージに

性質

五性→温  性味→甘

トウモロコシ

熱を下げる むくみを取る 消化機能の向上 疲労回復 便秘の解消

性質

五性→平  性味→甘

セロリ

実際の体温上昇を伴わないほてり・のぼせの自覚症状に  利尿作用

性質

五性→涼  性味→甘/苦

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