お知らせ

7/15(水)~8/4(火) スープ・ポタージュメニュー

小暑しょうしょから大暑たいしょへと移り変わる時期。
大暑は夏の最後の節気、2020年は7月22日~8月6日です。
「暑」 とは 「炎熱」 の意、大暑は最も暑い時期とされます。
本格的な夏の気候に移り変わるこの時期は、からだに熱がこもることで
頭がぼーっとしたり、動悸、頭痛、めまい、ふらつきを感じやすい時期です。

中医学では、この時期「しん」が弱りやすく、
からだに熱がこもることで、不安が襲ってきたり、
興奮して寝付きが悪くなるとされます。
また、一日中冷房下にいることで生じる冷えから、
自律神経の乱れや消化器系の不調などの症状を感じることがあります。

今回のスープ・ポタージュメニューは
からだにこもった余分な熱を取り除く夏の野菜、
苦瓜にがうり(ゴーヤ)、トウモロコシを使いました。
レモンで気持ちをスッキリ、理気りき作用で「しん」を整えます。


◇トウモロコシのポタージュ

熱を取り除き、むくみを解消したい時にお勧めのポタージュです

甘みのあるとうもろこしは、胃腸のはたらきを整えて、
食物の消化吸収力を高めます。
暑さにより疲れがとれない時、
また、特に下腹部に停滞した熱やむくみに作用し、
下痢や膨満感、むくみ、尿の出が悪い時にもおすすめです。
同化していますが、トウモロコシの粒を最後に添えていますので、
トウモロコシの甘みと食感を余すところなく堪能できます。

・トウモロコシの薬膳的効能

■熱を下げる
■むくみを取る
■消化機能の向上
■疲労回復
■便秘の解消

とうもろこしの主成分は炭水化物ですが、
その他にもビタミンB群やミネラル、食物繊維を豊富に含む、
とても栄養価の高い優れた穀物です。
また、普段は捨ててしまうヒゲの部分は、
中国の民間療法では乾燥させたものを漢方薬として用います。
この部分には利尿作用があるため、
腎炎や膀胱炎などで排尿が困難な場合や、
妊娠時のむくみを取り除く効能があるとされています。

★トウモロコシ→甘/平

 

 

苦瓜にがうりと豚肉のスープ レモン風味

心が落ち着かず眠れない時にお勧めのスープです

からだの余分な熱を取る苦瓜にがうり(ゴーヤ)と、潤いを与える豚肉のはたらきで
イライラを解消します。
レモンの香りで気分もスッキリするスープです。
鶏ガラスープをベースにさっぱりとした風味、
苦味と酸味の絶妙な組み合わせは、
夏の疲れを飛ばしてくれるおいしさです!

・苦瓜の薬膳的効能

■解毒作用
■解熱作用(特に肝の熱を除き、目の不調を改善)
■利尿作用によりむくみを取る
■のどの渇きを緩和する

ビタミン、カルシウム、蛋白質、アミノ酸、グルタミン酸、
βカロテン、ペクチン、苦瓜配糖体など豊富な栄養素を含む野菜です。
独特の苦味が特徴ですが、この苦味成分には健胃効果もあり、
暑い季節の食欲を増進してくれます。
古くから民間療法では、日射病や夏バテの解消、熱病の解熱、
口内炎や目の充血の治療などに使われてきました。

夏野菜の多くは、体内の余分な熱を取る作用がありますが、
その中でも特に苦瓜は体を冷やすはたらきは高く、
真夏にはおすすめの食材です。

★苦瓜→苦/寒

 

・豚肉の薬膳的効能

■体内に必要な「陰液」を補い、臓腑を潤す
■皮膚・目・毛髪・花の乾燥の改善
■寝汗の改善や手・足裏の熱感に
■滋養強壮

動物の肉には、薬膳学的には「血を補う作用」があります。
その中でも豚肉は、鶏肉や牛肉よりも
「潤す作用」が顕著という特徴があり、
熱のこもりやそれに伴う脱水を整える場面で、
「豚肉の潤す作用」は重宝される食材です。

また、豚肉はビタミンB1の配合量が多く、
疲労回復に効果的。
薬膳的観点からも、スタミナをアップさせ、滋養強壮に効果的な食材です。
虚弱体質の体質改善、病後の体力回復、産後の母乳不足などに作用します。

☆豚肉→甘・鹹/平

 

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