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【冬瓜、オクラ、もち麦のスープ】レシピ(作り方動画付き)

6/21に夏至を迎え、いよいよ夏の気配が濃くなってきています。

雲がない時には紫外線の影響も受けやすい時季。

特に暑さが苦手な方は、外に出るのが億劫になり、

日差しを浴びると調子が悪くなってしまう、

あるいは、朝はだるくて起き上がるのが大変・・・という時期です。

これは、湿度が高いので「」が弱りやすく、

春から夏に移り変わる中で「しん」が弱りやすくなっていることから起こる症状で、

睡眠が浅くなる症状がグッと増える時季でもあります。

※中医学の「脾」は西洋医学でいう脾臓と膵臓を指ますが、
その生理機能の範囲は広く、特徴をもった理論があります。
「脾」と「胃」は消化器系統の主な臓器で、
食物から精微せいび物質を吸収して生命活動の源となる「気」や「血」の生成に関与します。
「脾」と「胃」は五臓六腑の表裏関係にあり、
脾の働きを脾気、胃の働きを胃気といい、脾胃の気を中気といいます。

この時期にいい食材をバランス良く入れて、スープに仕立てました。

脾胃のはたらきを助けて熱を取り除き、

尿の排出をスムーズにするもち麦を。

むくみに効く冬瓜、

腹の張りや食欲不振を改善するオクラと組み合わせる

とさらに効果的です。

鶏ガラスープがベースの、さらっとさっぱりした味わいのスープです。

 

 

【脱力薬膳】冬瓜、オクラ、もち麦のスープ

材料(4人分)

  • もち麦 大さじ4
  • 冬瓜 200g(1/4個)
  • オクラ 70g(2~3本)
  • 鶏ガラスープ 800cc
  • 酒 大さじ2
  • 塩 小さじ1/2
  • 粗挽きコショウ 適宜

作り方

1.もち麦を水に30分以上つけ、水を切っておきます

2.冬瓜は一口大の薄切りに、オクラは板摺りし細い輪切りにします

3.鍋に2.ともち麦、鶏ガラスープを入れ火にかけます。
煮立ったら灰汁を取り、酒を加えて
中火~やや弱火で8分くらい煮ます。

4.冬瓜が透きとおったらオクラを入れ、1~2分煮ます。
オクラに火が通ったら、塩で味を調えます。

5.器に盛り、お好みで粗挽きコショウを振って、完成です!

 

もち麦って何者?

うるち米同様、

大麦にも粘りが少ない「うるち性」と粘りが強い「もち性」があります。

「もち麦」は、この「もち性」の大麦の総称です。

大麦には食物繊維が豊富に含まれていますが、

中でも一般的にもち性品種はうるち性品種よりも繊維量が多く、

ぷちぷち・冷めてももちっとした食感も含め、人気を集めています。

薬膳学視点でのもち麦は涼性(体内をを冷ます)

もち麦の薬膳的効能

■腸の緊張を取って消化を助け、腹部の張りを除く
■余分な熱を冷まして水分代謝を促進する

「脾/胃のはたらきを助けて調和する」はたらきが、

この時期のからだを整えます。

 

冬瓜の「皮」や「種」は漢方にも使われます!

冬瓜とはウリ科のつる性一年草、雄雌同株の植物で、

果実を食用にする夏野菜です。

カリウムや、ビタミンCなどの栄養素が含まれていることから、

夏バテ対策として広く食べられています。

「冬瓜」と書くので冬の野菜のように思いますが、旬は6~9月野菜。

涼しいところで丸ごと保存すると冬までもつことが、名前の由来とか。

皮は「冬瓜皮とうがんひ」とよばれ、実よりも強い利尿作用があり、

生薬として使われることもあります。

種は「冬瓜子とうがし」と呼ばれ、喉や痰の薬、利尿薬として活用されます。

冬瓜の薬膳的効能

■解毒作用
■解熱作用
■利尿作用によりむくみを取る
■のどの渇きを緩和する

成分のほとんどが水分ではありますが、

ビタミン、カリウム、食物繊維も豊富です。

冬瓜は陰性の性質により体内の余分な熱を取りのぞくため、

暑い夏には嬉しい野菜ですが、

冷え性や妊婦の方は食べ過ぎないよう注意が必要です。

 

 

食材の五性と性味

冬瓜

解熱作用 むくみの軽減

性質

五性→微寒  性味→甘

オクラ

整腸作用 疲労回復 免疫力アップ

性質

五性→涼  性味→辛/苦

もち麦

腸の緊張を取って消化を助ける 余分な熱を冷まして水分代謝を促進する

性質

五性→涼  性味→甘/鹹

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